障害福祉サービスと地域生活支援事業

 障害福祉サービスは、地域によってサービスの量は異なりますが、全国どこにいても受けることができるサービスです。しかし、地域が持っている社会資源も異なることから、その地域に居住する障害者に対して障害の程度などに応じて柔軟に支援を行う必要があります。これが、「地域支援生活支援事業」です。
 地域生活支援事業では、「その地域で提供できるサービスはどの程度の内容か」という点が重視されています。地域の財政などの実情を考慮して、効率的により多くの障害者のニーズに適したサービスの提供が実施されています。
 地域生活支援事業には、市町村が行う事業と都道府県が行う事業に分かれています。都道府県は、人材育成に関する事業や、専門性の高い事業、広域的な事業など、市町村をサポートする事業を中心に行っています。市町村は、相談支援や成年後見制度、移動支援など、生活に身近なサービスを行っています。
 事業には、必ず実施しなけれなならない必須事業と任意に行うことができる任意事業があります。



 

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